大好きな彼とずっと一緒にいたい、もっと自分のことを見て貰いたい、そんな想いは彼女の立場であれば普通に思うことですよね。
他の子を好きになってしまったらどうしよう……嫌われてしまったらどうしよう……と心配になることも多々出てきます。
でも、そんな想いが強くなりすぎて神経質になってしまったり、精神的に不安定になるのはメンヘラのサインかも?
この記事ではメンヘラについてや、治し方について解説していきます。
もし自分がメンヘラ気質で悩んでる方がいましたら、本記事を参考にして少しずつメンヘラを治していきましょう。
そもそもメンヘラって何?原因やなりやすい人の特徴は?
2チャンネルの掲示板にある「メンタルヘルス」を「メンヘル」と略され、そのメンヘルにerを付けて人を表す表現に変えた言い方をメンヘラと呼びます。
メンタルヘルスというのは精神的健康や心の健康のことを指しますが、メンヘラという言葉は2チャンネルというネットの世界から出たネット用語であって、精神医学用語でもなんでもありません。
症状的に分類するとなると、「パーソナリティー障害」に該当するようです。
特徴としては、家族や恋人などに依存しやすく、そこから束縛に変化していくような行動になったり、激しく嫉妬をしてしまう傾向にあります。
女性の中で生理前に、ヒステリックになったり情緒不安定になる経験をしたことがある人は少なくないはず。
メンヘラの精神状態は、生理前症候群に近い精神状態に例えることが出来ます。
メンヘラになる原因
メンヘラになる原因として、人との距離感のバランスを上手く取ることが出来ないことがあげられます。精神的なことが要因になっている場合が多くあります。
孤独を感じている
幼少期に寂しい思いをしたことによって、一人になる不安や孤独感に恐怖を感じてしまい誰かに傍にいて欲しいという欲求になってしまう。
ホルモンバランスの乱れ
女性はホルモンバランスの崩れがとても出やすいため、自分でも気づかないところでイライラしたり、寂しい気持ちになるなど、その周期によって心の病みに繋がる場合があります。
どんな人がなりやすいの?
心の病気は誰にでもなりうることではあるのですが、その中でもメンヘラになりやすい性格があります。
人目を気にする
人目を気にしたり、人の意見を気にするタイプ。
時には被害妄想をしてしまったり、被害妄想が酷くなってしまうと外出すらするのが怖くなって、結果的に引きこもりになってしまったりするタイプの方はメンヘラになりやすい傾向にあります。
身体が弱い
基本的にメンタルの弱い方がメンヘラになりやすいため、精神面で弱ってしまうことで体調まで崩してしまったりするのです。
虚弱体質とはまた別物で、精神的なダメージからくる体調不良で悩み、落ち込んでしまうタイプの方がなりやすい傾向にあります。
自分に自信が持てない&寂しがり屋さん
他人に批判されるのが怖く、自分が他人よりも劣っていると自分を低く評価してしまい自信が持てない方や、一人で居るのが寂しく家族や恋人に依存してしまう方が、孤独感や寂しさ不安からメンヘラになってしまいがちです。
深く考え込むネガティブさん
物事を深く考えすぎて不安になったり、先に進めなくなってしまうタイプのネガティブ思考の方は注意が必要です。
また、失敗を成功に変えようと前向きに考えることが出来なく、精神的にどん底にまで落ち込んでしまうようなタイプの方が壁を乗り越えられなくメンヘラになる傾向にあるようです。
メンヘラでいることは自分を追い込むだけ
精神的に弱い部分があるからこそなってしまうメンヘラですが、メンヘラの彼女を持つ男性にとって良いとされるメリットも実はあるのです。
でも、メンヘラで居ることは自身にとっては自分を追い込むことになりかねません。
大好きな彼にウザいと思われないで仲良くしていける方が、きっとずっと長く一緒に笑っていられると思いませんか?
メリットに比べてデメリットの方が断然多くなってしまいます。ここでしっかりとメリットとデメリットを把握しておきましょう。
メリット
心が繊細で真面目で優しいがゆえに精神的に弱くもなってしまう彼女をとても可愛い、守ってあげたいと思ってもらえることもあります。
情緒不安定で彼を振り回してしまったとしても、メンヘラを理解してくれている彼であれば、とことん付き合ってあなたに愛情を注いでくれるでしょう。
これはあなたの体質やあなた自身を理解してくれる相手が前提となりますので、そうでなければデメリットに繋がってしまいます。
デメリット
女性特有のヒステリック度が更に強く、感情に任せて意見を言ってしまう傾向にあるため、時によっては彼氏に迷惑がられてしまうことがあります。
嫉妬心が強く、他の女性と会話しているだけでも余計な妄想をして不安になり文句を言ってしまい彼氏に精神的負担をかけてしまう。
嫉妬心や妬きもち、不安や寂しさなどから、頻繁に連絡をしてくるために常に縛られている感じになり彼の時間がなくなります。
いつもかまってもらいたいために、邪見にされると嘘をつくようになってしまったり、何より恐れるのは自虐行為に走ってしまう場合があります。
メンヘラは絶対に治る!脱メンヘラのために今からやるべき5つのこと
メンヘラは女性の繊細な精神にとても深くダメージを与えています。
出来ればメンヘラを改善して、もっともっと気持ちを楽に過ごしていきたいもの。
メンヘラで悩んでいる方は、それを改善していく方法を検討することをおススメしたいと思います。
1.病院で診察してもらう
メンヘラは精神的なことからくるパーソナリティー障害などの症状なので、心療内科や精神科を受診してみることをおススメします。
心の病気は、体の病気と違って原因がわかっていない疾患が多いため、真剣に心の改善を求める場合は診察を受けるという方法で医師の力を借りるのが一番です。
2.軽い運動をする
インドアや家に引きこもってしまっては精神衛生上よろしくありません。
良くないことばかりを考えてしまう要因にもなりかねないので、ランニングでもウォーキングでも良いので外の空気を吸うようにしましょう。
何よりも大切なのは「気分転換が出来る程度の運動をすること」無理のない程度にまずは少しずつ始めてみてください。
軽い運動はストレスの解消にもなります。自虐行為でストレスを解消するのではなく、運動でストレスを解消することで気分の晴れ方も違ってくるのではないでしょうか。
3.自分に自信を持つ
ハードルの高いものでなく、小さな目標を持ち、それを一つ一つクリアしていきましょう。
一つ一つこなすことで「出来る」という自信をつけて、自分の素直な心を受け入れていくことで気持ちが楽になっていくはずです。
4.スマホを使う時間を減らす
メンヘラは対象が何であれ依存しやすい傾向にあります。
スマホ依存も同じ感覚で、SNSを通じて誰かに依存してしまう、誰かといつも繋がっていたいと思っているケースが多いので、そのスマホを使う時間を減らしていきましょう。
SNSやフェイスブック、特にTwitterなど彼の行動が感知出来るようなものを自分から切り離していくことで、彼への依存が改善されていくことが期待出来ます。
5.規則正しい生活をする
深夜に起きていると寂しい気持ちや人恋しい気持ちが高くなりがちです。
その状況になる前には就寝してしまいましょう。早寝早起きをすることで、自律神経やホルモンバランスが整い体調も良くなりますし精神安定も望めます。
メンヘラは「治したい」気持ちが一番大切!脱メンヘラに向けて新しいスタートを切ろう
心の病は、自身の治したいという強い気持ちがとても重要です。まずは自分がメンヘラだという現状を受け入れることから始まります。
そして、必要であれば依存してしまう対象の彼氏に、力になってもらうこともアリではないでしょうか。
でも、その彼だけに目を向けることは避けていかなければなりません。もちろん彼のことは大好きなままで大丈夫!
趣味でもなんでも良いので他にも打ち込めるものを見つけること、仲良しの友達を作って一緒に過ごす人を増やしていくことで、彼への執着が分散されていきます。
彼以外で気を紛らわすことを覚えていくことで、彼と一緒じゃない時間でも気持ちが安定していくはずです。前向きに考えることが出来るよう自身でちょっとずつ努力をして依存体質を改善してきましょう。
メンヘラは必ず治ります。心の安定が何より大切な病なのです。メンヘラがちょっとでも改善すれば、そこからどんどんポジティブになって新しいスタートを切れるはずです。
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