「彼氏が重くてツライ」
「もっとドライな付き合いをしたいのに、あれこれと要求してくる」
といった風に、相手の存在を重たく感じて、そこから逃れたいと考える女性は多いのではないでしょうか。
男性のなかには「二人は付き合っている関係だから」ということを理由に、駄々をこねる子供のような振舞いをする人がいるのも、また事実でしょう。
恋愛というものは、お互いが自立してこそ成り立つものなのに、男性の方が大人になり切れていないと「相手を束縛してでも自分の方に気を向けさせたい」という心理が働くことになります。
今回は、彼氏の行動が重く感じる女性にとって、そのような振舞いをする男性の特徴を紹介し、その対策について考えてみましょう。
自分に自信がない？重い彼氏の特徴と心理
自分に自信が持てない人は、必要以上に自分のことを良く見せようと背伸びをしたり、プレゼントに大金をつぎ込んだりするので、彼女にも重圧が掛かってしまうことに…。
彼女としては「そのままで素敵なのに…」と思っていても、彼氏にしてみると「二人の関係を特別なモノにしないと関係が終わってしまう」という悲壮感すら漂っていることでしょう。
このように、付き合う相手によっては彼氏の行動を“重い”と感じてしまうこと問題が持ち上がってきます。他にも「こんな男性には要注意」な例を見ていくことにしましょう。
自分のことで一杯になり相手を置き去りに
この前の飲み会、全部オレのおごりだったよ」といった風に、自分のことが大好きで、口を開けば自慢ばかりという人、いますよね？
そのような自分に酔っている人は、恋愛においてすれ違いが起こると「君のためを思ってやっているのに、どうして？」と、相手に対して押し付けがましくなることがあります。
また自分本位の人は、相手の存在を置き去りにして恋愛を暴走させるクセがあることも。そのため、気持ちに歯止めがかからずに、ストーカー行為に走る人もいるでしょう。
相手の行動をいちいちチェックしてしまう
デート中にスマホが鳴ったりしただけで、その時のあなたの表情や対応の仕方を穴のあくほど観察する男子も存在します。
あなたにしてみれば監視されているようで、気分が重くなるでしょう。
また、SNSなどでは相手のアクティビティを知ることができるのを良いことに、あなたが「誰の、どんな投稿に“いいね”を付けているのか」などもチェックされている可能性が。
そのような行為をする男子は「好きになった以上、気になって仕方がない」という心理状況になっていることでしょう。エチケットを欠いていると伝えてみても良いかも知れません。
ちょっとしたことですぐ嫉妬する
「僕のメールになんですぐ返信してくれないの？」といってすねたり、些細なことでやきもちを焼く男性は、付き合いを重ねる上でさまざまな制約を掛けてくる可能性があります。
「好きになった相手だから仕方ない」と思っていると、あなたの予想をはるかに超えるような注文を付けてくることも。そんな嫉妬深い男性と付き合っていると重い気分に。
決して悪い人ではないだけに、あなたも対処の仕方に困ってしまうことでしょう。なんとか機嫌を取るように努力しているうちに、あなた自身がすり減ってしまうかも知れません。
他の人に彼女を奪われないか心配
「今、すれ違った男のことを見ていたでしょ？」
「君は僕のどこが好きになったの？」
といった絡み方をしてくる男子は、他の人にあなたが奪われることを恐れています。
こういうタイプの男子は「自分のことだけを見ていてほしい」という欲求を持っています。簡単に言ってしまえば“心配性”をこじらせている状態だといえるでしょう。
そんな男子を前にすると、あなた自身も疲れ切ってしまうことでしょう。ケンカに発展すると「僕はこれだけ君のことを思っているのに！」と逆ギレされかねません。
一日に何回も連絡をしてくる
「おはよう。ちゃんと起きれた？」
「お昼は何を食べたの？」
「今、夕飯の買い物かな？」
といった風に、しきりに連絡を入れてくる彼氏に対して、あなたはゲンナリすることも。
そういう彼氏は、連絡を取ることで、とりあえずコミュニケーションができていることに安心感を覚えるタイプです。彼女と連絡が取れないと、途端に不安になってしまうでしょう。
彼女からすると「なぜ彼氏に対して、あんなことやこんなことまで、いちいち報告をしなくてはならないの？」と不満が溜まることも。距離を取りたいのにそれを許してくれません。
相手に依存しきっている
「今度見に行く映画だけど、その時に僕がプレゼントしたアクセサリーをしてきてよ」
など、何かとあなたに要求をしてくる人は、周りが見えなくなるほど恋に夢中になっています。
そのような人は、完全に恋愛依存症にハマり込んでいます。純粋な人ほど、いざ好きな人とお付き合いができた時に、ある種の神経症ともいえる状態に陥ってしまうのでしょう。
お互いに自立してこそ、恋愛というのは成り立つものです。ベッタリとあなたにくっ付いて離れない人を前に「私、あなたのママじゃないのよ」といった気分になることも。
このまま放置してしまうと、彼は厄介な束縛男になってしまう？！
以上、女性を重たい感情にさせる男性の特徴について見てきました。「これが彼の性格だから」と割り切れているうちは、そのカップルに危機はないかも知れません。
しかし「あなたのそういう所がイヤなの」と、女性からケンカの口火を切った途端に相手は逆ギレ。
火に油を注ぐように“彼だけの謎ルール”でまくし立ててくる可能性があります。
そうなると二人の関係は壊れることも考えられるでしょう。女性にしてみれば、直してほしいところを指摘しただけなのに、かえって束縛されている感覚が強まることも考えられます。
彼のことは好きなのに。。どうして彼を重く感じるの？
どうして彼のことを重く感じてしまうのかというと、付き合って初めて彼の新たな一面を見つけてしまうからでしょう。彼の存在を“重い”と感じてしまう女性には特徴があります。
例えば仕事に価値を求めている人は、必然的に恋愛の重要性が低くなるため、何かにつけてまとわりついてくる彼を重く感じる特徴があります。
また趣味の時間を大切にしている人は、その時間を通して気分をリフレッシュしているものです。そこに彼氏がズカズカと入り込んでくると、途端に重い気分になるでしょう。
さらに精神的にも経済的にも自立している女性は、恋人に多くを求めません。それにも関わらず「いつ会える？」「一緒に住もう」といった風に、イニシアティブを取ろうとする彼氏に嫌気がさすことでしょう。
重い彼への正しい対処法
重い相手というのは、見方を変えれば恋愛に真面目で熱意を持っている存在だといえます。アツい想いをぶつけてくる相手には、同じテンションで向き合うと良いでしょう。
また「今日はどこに行ってた？」と、あなたの行動を把握したい人には、素直にどこに行っていたか答える方が、彼を不安にさせず、恋愛がより重いものになることを回避できます。
さらに、嫉妬深くていじけてしまう男性に対しては、思い切ってあなたの方から彼を抱きしめてあげましょう。「愛してる」という言葉も添えれば、彼も落ち着きを取り戻すはず。
このように、彼の気持ちを重たいと感じるのは、女性の側が現代的な“軽い付き合い”という価値観にハマっていることも原因の一つだといえそうです。しっかりと彼に向き合う気持ちを持つようにしましょう。
彼に振り回されないためにも適切な対応を
以上、重くなってしまう男性の心理を紹介するとともに、重く感じやすい女性の特徴を挙げ、そのような恋に対する対処の仕方について述べてきました。
恋愛に慣れていない人というのは「あなたと私の関係」というものに深くこだわりを持って、つい女性の行動を見張ったり、制約を設けたりするものです。
ひどくなると束縛が強くなったり、最悪の場合はストーカー行為に走ってしまうなど、関係が一気に冷え込んで悪化しかねません。
そうならないためには「また何か彼氏が言ってる」といった風に、ぼんやりと状況を眺めるのではなく、女性の側も相手の主張をしっかりと把握することが大切です。
そして、事前に歯止めをかけておくために、その都度ふさわしい対応をするよう心掛けましょう。
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