「彼と付き合い始めてそれなりの期間がたったことだし、そろそろ結婚を」と考える女性は「どうして彼からプロポーズがないの?」と焦る感情があるかも知れません。
なぜプロポーズがないのかというと、理由はいくつか考えられるでしょう。
しかし、決して「あなたが魅力的ではないから」といった風に、女性が原因のものとは限らないのです。
現在の日本では、未婚率がどんどん高くなっているのをご存知でしょうか?
そのような傾向の背景には、世の中が便利になりすぎて、あえて結婚する必要性を感じないことが原因なのかも知れません。
今回は男性が結婚を考えない理由をパターン別に挙げ、煮え切らない彼に対して結婚を意識させるためのテクニックを紹介したいと思います。
今、結婚願望のない男性が急増中!?なぜ?
現在、結婚願望を持たない男性が増えているのをご存知でしょうか?なかには「結婚?そんなの無理!」といわんばかりに強い拒否反応を示す人もいることでしょう。
しかし、今の世の中は「何となくサラリーマンになって、何となく暮らしている」といったある種「ぼんやりとした生き方」が許されているので、結婚の必要性を感じない男性が大半だといえそうです。
結婚願望を持たない男性は、どういった理由で家庭を持つことを選ばないのか、パターン別に考えてみましょう。
仕事が順調
「仕事が楽しくてしょうがないし、業績が伸びているから今が勝負時で、結婚なんて考えられない」
バリバリと働く男性にとっては、何よりも仕事に集中できる環境を重視するでしょう。
そういう人にとって、結婚して家庭を築いていくことは「環境の変化」を意味します。
仕事が順調に行っている時に、そのような変化を起こすことは考えにくいといえるでしょう。
その種の男性は「彼女との関係はこのままで十分満足できている」という人が多いといえます。
単純に興味がない
「恋愛の延長線上に結婚があるっていつの時代の話?今が楽しければそれで良いし、結婚に興味が持てない」
このような男性は、先行きを考えない生き方をしているといえるでしょう。
振り返ってみると、今ほど娯楽が充実している時代はなかったはず。
つまり、自身の興味を引く対象に、好きなだけどっぷりとハマっていられる状況にあるといえるでしょう。
そして、その楽しさに気付いてしまった男性にとっては、結婚にまったく興味を持てなくなってしまうのです。
自由でいたい
「結婚って束縛でしかない。しかも子供とかできたら自分の時間がどんどんなくなって疲れちゃうよ」
このように考える男性は、女性との付き合い方にもどこかドライな面があるでしょう。
1日は24時間と決まっています。その限られた時間を「自分のために自由に使いたい」と考えていると「結婚というものにはデメリットしかない」という結論を導き出すことに。
自由に羽を伸ばせる生活に楽しみを見つけた男性は、結婚にたいしてマイナスのイメージを持っているでしょう。
金銭的に厳しい
「結婚するとかしないとか以前に、そんなことを考えられるだけの収入がない」
このタイプの男性は、仮に結婚願望があっても金銭的な理由であきらめている人が多いでしょう。
子供を持ち、家庭を築いていくのには、やはりお金がかかるものです。
その「お金の問題」が解決しない以上、結婚というものをリアルに考えることができないのです。
誰かの結婚話が耳に入ったとしても「人は人、自分は自分」とばかりに、自身の生活を維持することに一生懸命になっているでしょう。
自分で家事を全部こなせる
「一人暮らしが長かったから、自炊や掃除、洗濯も全部できる。身の回りのことは自分でできるから、結婚に魅力を感じない」
この種の男性は自給自足の生活に満足しきっているのでしょう。
女性の手を借りることなく生活が送れるわけですから、あえて結婚したいという気分にならないのです。
むしろ「家事の面で女性を助けるのが面倒くさい」という風に考えている人もいます。
女性からすれば、カンペキすぎる人に見えるかもしれません。しかし本人は「当たり前のことをしてるだけ」という感覚であることが多いです。
結婚に興味を持ってもらうキッカケを作ろう!
男性が結婚を考えない理由を見てきましたが、現在の日本では、女性の社会進出を推進する政策が進められているので、先に挙げた理由は男性に限ったものではないかも知れません。
しかし「大好きな彼だからこそ、結婚して幸せに暮らしたい」と考える女性もいることでしょう。それでは、彼をその気にさせるにはどうすれば良いのでしょうか?
「打つ手がない」とあきらめてはいけません。それとなく興味を引くような手段がいくつか考えられます。
家に招く
自分の家に招いて、一緒にお気に入りの映画を見たりするのはいかがでしょうか。
男性からすると「一つ屋根の下で暮らすことって、こういうことなんだな」という意識が働くでしょう。
そして、その時間が楽しいものであればあるほど「結婚も悪くないかも」と思うキッカケになるかもしれません。大切なのは、リラックスできる雰囲気を演出することです。
そのためには、あなた自身が肩の力を抜いて、等身大の姿を見せることが大切だといえるでしょう。
家庭的な一面を見せる
彼の家に行って部屋を掃除したり、料理をふるまったりすることも大きな効果が望めます。
自分のために世話を焼いてくれるあなたの姿を見ると、彼は惚れ直してくれるかもしれません。
そして、あなたの家庭的な一面を見ることで「結婚すればこんな日々になるのか」とイメージすることでしょう。
その体験が良いものであればあるほど、結婚への悪印象がなくなるはずです。
「家事には自信がない」という女性もいることでしょう。しかし「自分のために頑張ってくれている」という印象を与えるだけで十分なのです。
新婚のカップルと会う
新婚さんのカップルと会って4人でデートを楽しむことも一つの手段といえるでしょう。
ラブラブな新婚カップルを見て「自分も結婚したらこうなるのか」というイメージが湧きます。
そしてあなたから「あの2人、アツアツでうらやましいわ」などといった言葉でもう一押ししておくと、彼も結婚がどういったものなのか興味を持つキッカケになることでしょう。
お互いに思いやる新婚カップルの様子から、うまく彼の気持ちを引き出すようにしましょう。
結婚を意識させるシチュエーションを積極的に作ろう!
彼が結婚に対して興味を持ったり、今までのネガティブな印象を変えることができたら、次は最終ステップとして「私との結婚」を意識してもらうように働きかけましょう。
つまり彼にとって、どこか他人事で済ませてきた結婚というものを「私とあなたとの結婚」という風に切り替えることで、当事者としての意識を持ってもらうのです。
ここでは、彼が当事者として結婚を意識するのに効果的なシチュエーションの作り方について考えてみましょう。
お互いの家族と会う機会を増やす
“核家族化”という言葉があるように、親族に接する機会がどんどん減少している日本において、お互いの家族を紹介しあうことは、結婚を意識するのに十分な効果を発揮します。
なにより彼にとっては「この子ってこんな家庭で育ったんだな」という発見があるでしょう。
そして、彼の家族をあなたに紹介することもまた、新鮮な体験であるに違いありません。
そして、お互いの家族が温かく迎え入れてくれるほど、彼はあなたとの結婚を真剣に考えるはずです。
二人で貯金をする
二人で貯金をすることは「今後この人と生活していくのだな」という意識が彼に芽生えることでしょう。
彼がその気になって「頑張って貯金しよう」となれば作戦成功です。
「結婚式にはこれくらいのお金がいるよね?」といった風に具体的なプランを提示し、目標額を設定することも、貯金に対するモチベーションを高める手段になるかもしれません。
大切なのは“来るべき日”のために貯金しているという感覚を二人で共有することだといえるでしょう。
二人の将来の話をする
「結婚したらどんな家に住みたい?」「子供は何人欲しい?」といった風に、将来の話をあなたから積極的にしてみましょう。「押しが強いな」と思われるくらいでも良いかもしれません。
彼があなたのことを大切に思っていればいるほど、そのような話をしてくることに対して、ある種の責任感のようなものが芽生えます。その結果、結婚を強く意識することでしょう。
そのような状態になれば、彼の方からも“理想の将来像”を話し始めることになるに違いありません。
彼が結婚したがらない理由を見極めて効果的な対策を
以上、男性がなぜ結婚願望を持たないのか、その理由をいくつか挙げてきました。
そこから分かることは「とにかく結婚はイヤ!」といった風に、強い拒絶をする人はむしろ少数だということです。
言い方を変えれば、あえてユルい生き方を選んでいる男性が多いという事なのです。
そのため、やり方次第で彼をその気にさせて、結婚というゴールまで導くことは可能だといえるでしょう。
大切なのは、まずは結婚に興味を持ってもらうことをキッカケとし、その後「あなたと私の結婚」といった風に当事者意識を持ってもらうという風に、段階を踏むことです。
そうすれば、意外にすんなりと彼の方も受け入れてくれることでしょう。多少時間はかかるかもしれませんが、あきらめずにチャレンジしてみましょう。
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