つきあいの長くなったカップルには稀に、これって「マンネリ化」?と、感じる時が訪れるようです。出逢った時のトキメキ、恋人の仕草や優しさにドキッとしたこと、いつでもどこでも長く一緒にいたいと思っていた気持ちが、ふと途切れてしまう瞬間がソレです。
もし、今まさにその「マンネリ化」を感じているあなたに、その「マンネリ」の正体を解説いたします!
恋愛しているとやってくる「マンネリ」とは?
つきあいはじめてしばらくたったころに、デートの時に相手から「なんだか最近、マンネリだよね」などと言われたことありませんか?そんな時は新しいデートプランを検討する必要があるでしょう!
ところでその「マンネリ」とは、一体どういう意味なのでしょう?その意味を知るとマンネリからの脱却の糸口がみえてきます。
マンネリとは?
マンネリには「退屈する」や「飽きる」などの意味があります。
つきあいをはじめたころは楽しかったカップルも、時が経つにつれて新鮮味がなくなり、退屈し飽きてくることを「マンネリ」と言います。つまり、二人の間に新鮮味がなくなると、楽しさや驚き、発見が少なくなることです。
「マンネリ化」とは二人の関係がルーティン化した状態
つきあい始めた頃は何をしても、何処に行っても新しいことばかりでワクワク、キラキラ楽しく感じていましたよね?
デートをする時に着ていくもの、メイク、行きたい場所など、恋人を喜ばせたい一心でいろいろと考えを巡らせていたと思います。
ところがある程度、関係が落ち着いてくると考えることが面倒になったり、好みがわかると定着してしまったり・・・と、「ま、いっか」的な発想に転じていきます。それで、同じ場所・同じ服・同じメイク・・・と繰り返していくだけ状態になってしまうのです。
マンネリには周期があるらしい?
こんなことを聞いたことがありませんか?つきあい始めたら「3のつく周期に気をつけて!」と。例えば「3ヶ月目」「3年目」のことです。どうやらその時期になると「マンネリ化」を感じる時がやってくるというのです。
つまり、つきあいが3ヶ月、3年と長く続いたカップルだからこそ訪れる感覚!ということなのです。
別れることになりかねない危険なサインとは?
その「マンネリ」にも良い傾向と悪い傾向があります。そもそも3ヶ月、3年続いているということは、けして相手から気持ちが離れているわけではないとも言えます。しかし、中には気持ちが離れてしまう原因にもなるのが「マンネリ」なのです。
それではその危険なマンネリのサインを「5つ」ご紹介します。チェックしてみてください。
①新鮮さがなくなった
最初のころはデートもデートスポットと言える場所を沢山さがし、その度に変えてきたことが気がつけば何カ所かに減って定番スポットになっていませんか?デートの行き先に飽きたことを、相手への飽きだと思い込んでいる場合もあります。
「えー、またそこ?」なんて言っていませんか?
そうすると次第にデートの回数も減って、会うことすら減ってきてしまいます。デートをして二人だけの時間を楽しむことは大切ですが、デートは場所ではなく「どう過ごすか」を考えないと、変わり映えのないデートとなり「マンネリ」になってしまうわけです。
②気遣いが減ってきた
つきあいの長くなっているカップルによく見られるのが、相手に対する興味や関心が薄くなっていくことです。つきあい始めた頃には、アレやコレやとしていた気遣が減ってくることです。
最近、ちゃんと言ってますか?「嬉しい」「ありがとう」「すごい」「だいじょうぶ?」という、感謝や労い(ねぎらい)といった相手を思いやる言葉です。
相手の存在やしてくれることが当たり前に感じ始めると、気の利いた言葉以前の単純な意思疎通すら減っていきます。そんな、言葉にしない状態が長く続くと、お互いの会話もギクシャクし「マンネリ」進行のきっかけになってしまいます。
③一緒にいても別のことをしてしまう
会話が減ってくると、一緒にいても一人はずっとゲームをしたり漫画を読んでいて、もう一方はスマホばかりさわって何かをしている。などということになってしまいます。実は「会わない」でいる期間よりも、一緒にいる時間が長くなるほど危険なのです。
一人の時にでもできることを、二人で一緒にいる時もし始め、その状態が頻繁におきるようになったら、一緒にいる意味を感じなくなり始めるのです。いよいよ「マンネリ」になってきたと注意したいところです。
④出不精になってきた
初めはデートの度にプランをしっかり練って外出していたのが、気遣いが減り、お家デートが増えて・・・会話が無くなったマンネリ状態が続くと、更に出不精になります。
お家デートが悪いわけではなく、共通の話題や趣味が伴わないお家デートが「マンネリ」度を高めていってしまうのです。お互いに何か情報を持って会話があれば「じゃあ今度、そこに出かけてみようか」という風に繋がり、その為の準備へと広がっていきます。
「出不精」は心身共に刺激がなくなって「マンネリ化」と、なってしまったといえます。
⑤面倒くさく感じ始めた
さて、それでも二人で何か新しい事をしたい。二人でどこかに出かけたい・・・そう思ったとして、もしどちらか一方が面倒くさく感じはじめていたらどうでしょう?その先には進展はしません。
「マンネリ化」に気がついたかどうかは別として、何か新しいことをしようと考えてもどちらかが面倒くさがったり、イヤイヤつきあったら最悪です。「我慢していてる」という思考になり、それがストレスにしか感じなくなってしまったら「お別れ」でしょう。
マンネリ解消のためにできる工夫とは?
いかがですか?どれかあてはまったものはありますか?これは時系列的に感じ始める順番でもあります。「1」から「5」になるにつれ危険とも言えるのです。気持ちが離れていない、どこかのタイミングで修正していきたいものです。
それでは、その危険な「マンネリ」サインの解決法を一つ一つご紹介していきます。
マンネリの工夫①「どう過ごそうか?」を考えよう!
つきあい始めはいろんなプランを考えていても、いつしかそれがルーティーン化して新鮮味が無くなるのですから、「どう過ごす」のかを考えて「マンネリ」を回避しましょう。
例えば
・美味しい食事デートをしたら、家でその料理を二人で再現してみる。
・デートに「〇〇をする」といったテーマを設定する。
・二人で行きたい場所、やりたい事をプレゼンするデート。
・友達カップルとグループデートする。
マンネリの工夫②感謝や労いの気持ちは言葉にする
これは恋人としてという以前に「人として」、してくれたことへの感謝や労う気持ちは、当たりまえに素直に言葉で表わしましょう。
また、相手が何を欲しているのか?を、考えたり、配慮することは普段の生活の中でも大切な気持ち。恋人だからと言って当たり前ではありません。普段からその気遣いさえ忘れなければ「マンネリ」も減らせます。
もし、最近「ありがとう」って言ってないなと気づいたら、この際に言えばマンネリ回避効果UPです!
マンネリの工夫③二人でできることを考える
マンネリ解消の工夫の一つに、共通の趣味や楽しみを作ることもあります。二人で何かをする楽しみがあるのは刺激があっていいですよね。
「せっかく二人で一緒にいるのだから!」と、ここまで気合いは入れないまでも、なんでも二人でやってみることからはじめてみてはどうでしょう?
・一緒に掃除をする
・一緒に散歩に行く
・一緒に料理を作る
・その料理を一緒に食べる
これだけは一緒にすると決めれば「マンネリ化」ではなく、日常を大切に過ごすことになります。また、たまには二人でパーティーを計画して、お友達を招くのもいいですね。
マンネリの工夫④シチュエーションを変える
家で一緒に過ごすにもゲームや映画の趣味が同じなら、マンネリにはなることも少ないかもしれません。どちらも最新作が次々に出るからです。
インドアで共通の趣味がない二人が長く部屋にいても、新しい発見や刺激などは皆無と言ってよいでしょう。
お家デートが増えたら部屋の模様替えを計画すると、ホームセンターなどに行く口実ができます。選んだカーテンを一緒に変えたりするだけで、部屋の雰囲気を変えながらコミュニケーションもとれますね。
家で過ごすならば、二人で楽しんで観れるDVDを借りに、レンタルショップに出かける口実ができます。一緒に選んだDVDを観れば会話も弾むでしょう。つまり、外出すると体感的にも脳内にもいろいろな情報が入ってきて刺激になります。
マンネリの工夫⑤少しだけ距離をおく
「面倒くさいな…」と、感じはじめたら、会う機会や連絡を取り合うことを減らしてみるのも一つの方法です。お互いの気持ちが離れているわけではけど、「なんだか面倒くさい、イライラする」ということが増えたら、物理的に離れてみることは悪い事ではありません。
一定の距離感をもってつきあうことは、ひさしぶりに会った時に新鮮さを思い出させてくれるものです。また、自分にも新しい情報ができて、相手にも新しい情報があれば常に新しい二人でつきあえるということにもなります。
マンネリを解消してくれるデートスポットとは?
それでは、マンネリしないための工夫を基本に、あえてマイナーでレアなデートスポットを紹介します!
手ぶらでBBQ&宿泊もできる!今話題のグランピング
最近、都内にも気軽に楽しめるBBQやグランピングの施設が増えましたが、自然も一緒に楽しみたい!そんな人におすすめなのが、奥多摩にある宿泊もできるグランピングはいかがでしょう?数も豊富にあります。
部屋から飛び出して一気にシチュエーションを変えて、楽しめるデートスポットです。キャンプやBBQが苦手な人でも、道具や食材もそろっているグランピングなら初心者でも大満足でしょう。
手作りをプレゼント交換!都会の中の陶芸体験
at Kiln AOYAMA 青山は、初心者が体験コースとしてできる、「ビスクアートコース」と、いうものがあります。素焼きの器に転写紙で絵柄をつけていくものです。お互いのことを思いながら絵付けをし、それをプレゼントするのは気が利いてとてもいいですね。
ロケ地にもなってる!世界最大級の「地下放水路」見学ツアー
普通は行く事もない、「龍Q館ミュージアム」の地下放水路の見学ツアーもおすすめです。映画やドラマのロケ地としても有名なのです。その様相がギリシャの神殿を彷彿させるため「地下神殿」との異名を付けられるほどです。
この神秘的な空間はデートコースに選べばかなりレアです!しかも、見学が無料で楽しめるのでその分、帰りの食事は少し贅沢に雰囲気の良いところを予約すれば、予算の心配がなく気分もあがってくるでしょう!
日本最大級のビールフェスでグルメと音楽を楽しもう!
ドイツのミュンヘンが発祥のビールフェスの「オクトーバーフェスト」が、2003年に日比谷公園で年に2回行われてから、現在は都内の数カ所かで春と秋に開催されるようになりました。仕事帰りのデートにもってこいです。
会場ごとで趣は違うようですが、ドイツビールをはじめ世界のビールと料理が楽しめるビールの祭典です。ビールが飲めない人でも食べ物も豊富にあるので大丈夫。イベントステージではライブが催されたり、陽気で楽しい非日常的な空間を楽しめます。
お互いの「思い出の地」巡り・・・
子供の頃や学生の頃の思い出の場所を訪れてもいいですね。そこでの思い出エピソードを話すのも聞くのも楽しいと思います。
その後も折に触れて二人が出会った場所、記念すべき初デートの場所などを訪れることは、お互いの気持ちを新鮮にしてくれるかもしれません。
もし、お互いの思い出の場所に行った時は是非「手をつないで」歩いてみましょう!そういうスキンシップが更に二人の気持ちを盛り上げるます!
マンネリのない恋愛をするには努力が必要!
ここまでご紹介してきたことを改めて見てみると、「マンネリ化」しないようにつきあうのにはお互いの「努力」と「思いやり」も必要ということになります。
言葉で言ってしまうと非常に堅苦しく重く感じてしまいますが、好きな相手なのだから一緒にいる努力と思いやりは大切です。そう考えると一緒にやりたい事や行きたい場所は、無限に広がると思います。
相手に自分のことばかりを考えてもらうのでは限界があります。でも、自分も相手にあった「努力」をすることで、楽しいことが繰り返されるイメージにもなります。また、初心や原点に戻ってみることも、地味に長続きの秘訣なのかもしれません。
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