あなたは彼氏の好きな料理を知っていますか?
デートや友人と食事をする時に食べているものをみていれば、おおよそ好きなものはわかってきますが、それが好きな料理とは限らない場合もあります。
食にうるさい彼でも、彼女に手料理をごちそうになるとなれば意外に庶民的な料理をリクエストしてくることもあるのです。
彼の舌をうならせるために、とっておきのレシピを研究しちゃいましょう!
彼のための献立作りでのポイント♡
まずは、彼の好き嫌いをリサーチしてみましょう。
普段の何気ない会話や一緒に食事をする時に選ぶメニューを観察して、好き嫌いやアレルギーがある食品のチェックなどポイントを押さえておきましょう。
彼が食べられないものや、苦手なもの好きなものなどがわかってくると、使える材料が絞られてきて逆にメニューを決めやすくなります。
男性の好きな定番洋食
料理に詳しくない男性であってもいくつかの料理名は挙げることができます。その料理のほとんどは定番メニューと言えるでしょう。
定番メニューには安心感が存在します。どんなお店で食べてもほとんどが思った通りの味に仕上がっているので間違いが無いのです。
料理に自信の無いあなたでも、とりあえずは男性の好きな定番メニューをセレクトするだけで合格ラインに達する気がしませんか?
カレーライス
基本的に馴染みの深いカレーライスは人気定番メニューで、どんな作り方をしてもほぼ失敗せず美味しく完成するメニューです。
手料理として出す場合には、気合いを入れて本場のインドカレーを再現したりせず、普通の家庭のカレーライスを作るのがおすすめです。
基本のカレーライス作り方
1.野菜類をきれいに洗って皮を剥き一口大にカットする。
2.深い鍋にサラダ油を引き、カレー用牛肉の表面を焼く。
3.肉の表面が焼けたらタマネギ、にんじん、じゃがいもを投入し焦げないように軽く炒める。
4.全体に油が回ったら水を加え中火にかけ、ローリエを一枚入れて蓋をする。
5.野菜が煮くずれる前に一旦火を止めてカレールーを入れて溶かす。
6.カレールーを入れると焦げやすいので、弱火から中火で鍋の底からゆっくりと混ぜながら少し煮込む。
7.盛ったご飯にカレーをかけて出来上がり
基本のカレーライスができたら、ゆで卵の輪切り、目玉焼き、砕いたナッツを散らすなど簡単なトッピングをするとちょっと手をかけた感が出ますよ。
トマトを加える、ウスターソースを入れる、ヨーグルトや豆乳を入れる、チャツネやシナモンを加えるなど、隠し味的に好みに合わせた変化をつけるのもいいですね。
チーズin&onハンバーグ
普通のハンバーグでも十分いいのですが、チーズin&onハンバーグにすると食欲もそそられます。
上にもたっぷりチーズがかかって、ハンバーグを割ると中からとろけたチーズが……ボリュームもUPして満足してもらえる美味しさです。
チーズin&onハンバーグの作り方
1.玉ねぎをみじん切りにして、フライパンで炒めます。
2.ブロッコリーを塩茹でします。
3.コーンをバター炒めにします。
4.ボウルに合挽き肉、パン粉、牛乳、卵、炒めた玉ねぎ、ナツメグを入れて混ぜ合わせます。
5.フライパンを熱して油を引き、チーズを入れて丸めたハンバーグを並べて蓋をして焼いていきます。
6.蓋をとって肉の色が変わったらひっくり返したらミックスチーズをかけて、再度蓋をして焼いていきます。
7.チーズがとろけたら完成。
8.焼き終わったフライパンにオタフクソースとケチャップとウスターソースと砂糖を入れてハンバーグソースを作ります。
ハンバーグはボリュームたっぷりで人気のメニューです。
大根おろしと刻んだネギを散らしてポン酢で和風のおろしハンバーグや、数種のキノコでソースを作ったキノコハンバーグなど簡単にアレンジできます。
からあげ
からあげはおかずとしても、お酒のつまみとしても喜ばれる一品ですね。
モモ肉で作ればジューシーに、ムネ肉で作ればヘルシーに。市販のからあげ粉にもバリエーションがあるので数種つくるのもいいでしょう。
市販のからあげ粉を使わないで、フライパンでできるからあげのレシピを紹介します。
フライパンで揚げる、カリッとジューシーな唐揚げの作り方
1.鶏肉は余分な脂は取り除いて、一口大に切っておく。
2.しょうゆ・酒・しょうが汁・塩・こしょうを合わせたタレと切った鶏肉を一緒にビニール袋に入れる。よくもみ込んで味をしっかりと染みこませる。
3.別のポリ袋に小麦粉と片栗粉を合わせ、キッチンタオルなどで水気を切った鶏肉を入れて、鶏肉と粉をもむ。
4.フライパンの底から0.5~1cmぐらいになるまで油を注ぎ、強火で温める。衣を2~3滴落としてみて、すぐにぱちぱちと音がすれば十分に温まっている。
5.鶏肉を加え、全体に色がつくように適度に転がしながら、揚げ焼きにしていく。衣全体に火が通ってきつね色になれば完成だ。
小麦粉と片栗粉をブレンドすると揚げたてのカリッとした食感長持ちするので、手作りお弁当にしてごちそうするのもアリですね!
男性の好きな定番和食
和食というとやっぱり「おふくろの味」……というのは昭和の話で、今はそれに関係なく「おそうざい」というイメージでしょうか。
脂っこい洋食に比べて、ほっこりと温かみのある優しい和食はどこかほっとする感じがあるのでしょう。
それにおいしい和食を作れる女性に、何となく憧れを抱く男性も少なくないようです。おいしい和食を作って感動させてあげましょう!
肉じゃが
男性でじゃがいもが好きな人って結構多いですよね。ポテトチップスやポテトサラダ、じゃがバターなんかも人気があります。
肉じゃがは和食の代表、和食の基礎なんてよく言われます。おいしい肉じゃがを彼に食べてもらえば、あなたにほっこりとした安心感を感じてくれることでしょう。
肉じゃがの作り方
1.じゃがいもは食べやすい大きさに切る。水にさらし、水気を切る。
2.にんじん、玉ねぎは食べやすい大きさに切る。
3.さやいんげんは3等分に切り、耐熱容器に入れてふんわりとラップをし600Wのレンジで30秒加熱する。
4.鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、牛肉を入れて炒める。
5.肉の色が変わったら、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れて炒める。
6.全体に油が回ったら水、酒を入れて煮立ったらアクを取り、みりん、砂糖を入れてふたをして弱火で7〜8分ほど煮る。
7.しょうゆを入れて7〜8分ほど煮る。器に盛り付け、さやいんげんをのせる。
万が一、肉じゃがの味付けに失敗したり作りすぎてしまったら、カレールーを入れてそのままカレーライスにシフトしちゃいましょう。
これはよく使われる裏技です。普通に作るカレーライスとはひと味違う美味しさを味わうことができます。
きんぴら
おそうざいでも小鉢に少し入っているきんぴらごぼうは、メイン料理には物足りないけれどあると嬉しいご飯のお供です。
定番の甘辛いきんぴらもいいですが、甘さ控えめのピリカラきんぴらもオツなものですよ。
きんぴらごぼうの作り方
1.ごぼうはよく洗い、ささがきにし、水にさらしてアクをとる。
2.にんじんは、皮を剥き細切りにする。
3.フライパンを熱し、ごま油を入れ、1と2を入れて材料に油がなじむまで中火で炒める。
4.「3」に「1」を入れ、汁気がなくなるまで中火で炒める。
5.「4」に白いりごまを入れ、全体になじませたら、お皿に盛り付ける。
にんじんとごぼうは定番ですが、レンコンや牛肉、きざみうすあげ、刻みこんにゃくなどを加えると豪華になります。
親子丼
時間も手間もかからない親子丼ぶりはお昼ご飯にも最適です。ササッと作って振る舞えば料理上級者に見えてきますね。
親子丼の作り方
1.鶏肉は2cm角に切る。玉ねぎは横半分に切り、縦に幅1cmに切る。ボールに卵を割りほぐす。あれば三つ葉はざく切りにする。
2.小鍋に鶏肉、玉ねぎ、だし汁と、しょうゆ、砂糖、酒を入れて中火にかけ、煮立ったらさらに7~8分煮る。溶き卵を細く回し入れ、卵が半熟状になったら火を止める。
3.器にご飯を盛って「2」をのせ、三つ葉を散らす。
最後に刻み海苔をのせれば栄養価も高くなります。
親子丼ぶりができれば、他人丼や木の葉丼、もう少し頑張ってカツ丼までバリエーションは豊富です。
褒められて成長するから絶対に喜んでもらいたい!
彼の胃袋を掴むには最初が肝心です!
初めての手料理を「美味しい!」と感じたらその感覚をずっと引きずって持っている場合があります。ということは、その逆もあるってことですね。
あなたの意外な一面を見せるとっておきの大チャンスです。初めて作るならとりあえずは確実に美味しく作れる得意料理をチョイスしましょう!
男性は女性と違って意外と保守的なところがあります。食通な彼でも手作り料理なら、まずはオーソドックスな定番料理が確実です。
とにかく彼に喜んでもらって、褒めてもらえたらあなたも俄然やる気がみなぎってきますよね。そのやる気を糧にますます料理上手に成長していきましょう。
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