あなたは彼に嫉妬されたいですか。嫉妬深くて束縛感があるといった過剰なのは絶対嫌だけど、全く嫉妬されないのも何だか寂しい……女性はわがままな生き物ですね。
気になる彼があなたのことを好きそうな素振りはするのに、なんだか曖昧な態度をとってばかりしてきたらイライラしてしまいます。
彼の気持ちを確かめるために、彼が嫉妬するかどうかちょっと仕掛けをしてみるのはどうでしょう。
何度もやったり彼を傷つけるようなことをすると本気で嫌われたりするのでやり過ぎはいけませんが、ちょっとヤキモチ妬いてくれるかな?程度で確かめてみたいですよね。
相手が煮え切らない彼なら、嫉妬心を抱くことによって彼自身があなたへの想いに気がつくきっかけとなるかもしれませんね。
男性があなたに嫉妬してしまう心理のメカニズムとは?
私たち女性は「女性の嫉妬」というもののスタイルが何となくわかりますよね。なぜなら、女性の嫉妬はほとんどが女性に向けられているからです。
だから、嫉妬をする女性のことを男性に「あの人は嫉妬深くて嫌な人」と言ってもあまり理解してはくれません。女性の嫉妬の影響を男性は受けていないことがよくわかります。
一方、男性の嫉妬のメカニズムは女性の嫉妬とは違うようです。その心理をひも解いてみましょう。
彼女にとって自分は特別枠でありたい承認欲求
「A君って頭の回転が早いよね」「B君は手先が器用」などと彼以外の男性のことを褒めたりすると嫉妬でイライラし始めます。
彼女にとって自分は特別枠でありたいので、他の男性を褒められると自分と比較されているように感じます。自分は彼女に別格な存在であると認められていたいのです。
彼女の心を独占したい
例えば、飲み会の2次会に自分が「今日は行かない」と言ったら彼女にも「私も帰る」と言って欲しいといったような感じです。
他の男性とただの愛想でも笑顔で話したり、親切心からものを貸したりするだけで嫉妬の感情をあらわにして機嫌が悪くなったりします。
負けを認めざるをえない凹む気持ち
他の男性を「背が高くてかっこいい」「年収が高い」と褒めるなど、努力や根性で簡単に叶えることのできないことを比較されると凹んでしまいます。
明らかな差があるので、どうあがいても負けを認めざるをえない、その負の感情は彼を萎縮させて拗ねるなどの態度を示してきます。
あなたのことが好きなほど、嫉妬心は態度にハッキリと出るもの
男性の嫉妬は言葉で出るというよりも態度に出やすいと言えます。そして男性の嫉妬はあなたに向けられることが多くあります。
これは女性の嫉妬とははっきりと違うところです。
だから逆に言えば、彼が嫉妬した時はあなたに向かってきてくれるので嫉妬してくれているのかどうかということがわかりやすいのです。
そして、あなたのことが好きなほど彼の嫉妬はわかりやすく、あなたも愛されていることを実感できるでしょう。
あなたに文句を言う
「ヘラヘラするな」「無駄に笑うな」「そういうところがダメなんだ」など、あなたに対していきなり文句を言ってくることがあります。
彼が言いたいことは「自分が嫉妬をしてイライラしているのは、君が笑っているせいで他の男が寄ってきたからだ」ということなのです。
不機嫌になる
さっきまで何ともなかったのに、何かのきっかけで突然不機嫌になってしまいます。
あなたが他の男性を褒めたり、メールをやりとりしたり彼女の周りの「男の影」を目の当たりにすると嫉妬の感情が湧き出てきてムカついてくるのです。
八つ当たりする
嫉妬の気持ちを抑えられなくて周りの人に怒鳴り散らしたり、ものに当たったりとどうしようもなくなります。
完全に八つ当たりなのですが、自分でもこの怒りの感情をどこにぶつけたらいいのかわからないのです。
強がってみせる
嫉妬なんて男のすることじゃない、嫉妬するなんてみっともない!そう思っている彼は「僕は器が大きいから気にしていない」という空気を保つのに必死です。
頑張って強がる姿は無駄にクールで、無理をしているのが見え見えなのもちょっと痛々しいですね。
あの人を振り向かせるために嫉妬させるテクニック5選
彼を振り向かせるために仕掛けるちょっとしたイタズラでも、一歩間違うと相当な彼の怒りを食らうことになってしまいます。
嫉妬にもレベルがあって、あまりにも深刻な嫉妬を誘発するようなことは避け、ちょっとヤキモチを妬いちゃった!というレベルにとどめておきましょうね。
テクニック①兄弟からのメールをチラ見せ
あなたに兄弟がいたら、ちょっとしたメールのやり取りをチラ見せして、彼に知らない他の男性がいる!と誤解させて様子を見てみます。
誰からかとか、メールの内容をやたら気にしたり、雰囲気が怪しくなったら嫉妬の傾向アリです。
後で兄弟からのメールだとわかれば彼は怒ることもできないでしょう。
テクニック②好きな人の相談をする
彼に「好きな人と仲良くしたい」といった相談を持ちかけてみます。もちろん、好きな人というのは彼、当人のこと。
彼に自分のことと気づかれないようにアドバイスをしてもらうのです。彼が自分に嫉妬するなんてちょっと笑っちゃいますね。
テクニック③彼の友だちを褒める
彼の友だちを褒めてみるのはどうでしょうか。友だちはいい奴だから認めはするけど、彼女が褒めるならライバル心はわいてきます。
しかし、彼が友だちのことを思って身を引いてしまうパターンも可能性としてはあるので気をつけましょう。
テクニック④SNSを使って
彼にも公開しているSNSで彼以外の異性や仲間と楽しく遊んでいるところをアップします。普段から彼ともSNSの交流をするようにしていれば、その様子を目にするはずです。
彼女が自分のいない仲間の中で楽しそうにしているのをみると嫉妬心が生まれてきます。
テクニック⑤元彼との思い出
「ここは前に来たことがある」など、元彼のことをちょっと思い出したといったニュアンスのことをぽろっと話してみるのは意外に効果的です。
彼女の中に元彼の存在がまだ残っていることに嫉妬心を抱きます。
ヤキモチを妬かせようとして女性が間違いがちなNG行動とは?
彼にヤキモチを妬かせたいと考える女性は、自分自身が彼にヤキモキさせられていることが多いように感じます。
要は、彼女の方が好きな度合いが高いので弱い立場に立たされているのです。
彼にヤキモチを妬いてもらって自分の気持ちをわかってもらいたいことと、彼の自分への興味の度合いを量るために仕掛けてしまいます。
でも、その仕掛けがいつもうまくいくとは限りません。どんな仕掛けがNGと出やすいのかをご紹介します。
あえて返事に間隔を空ける
彼からのメールがとってもうれしくて、いつもすぐに返事をしていたけれど、ちょっと我慢して時間を置いてみようという作戦です。
「いつもすぐ返信してくるのに、遅いなぁ。何かあったのかな?」と思わせたいですよね。
あなたの思惑どおり彼の方が心配系の引っ掛かり方をすれば成功しますが、「忙しいのかな」と納得してしまうとメールのことを忘れられてしまうこともあります。
いつもと違うことは気がつきやすいので違和感を感じますが、何度もこの手を使うとそれがいつものこととして認識されて気にならなくなってしまいます。
過度なモテているアピール
今までモーレツに好き好きアピールしていた子が、他の男性からの告白で心が揺らいでいると知ったら急に彼女のことが気になり始めた!というパターンを期待する作戦です。
彼ひとすじだった彼女が他の男性と楽しそうに笑って話をしていたり、頻繁にメールのやり取りをしていたり、彼以外の件でウキウキした姿を見せるのです。
自分のことを好きと言ってくれていた彼女が他の男に奪われてしまう!という焦りから今までと立場が逆転するということになれば彼女の描いたストーリーということになります。
しかし、彼の目の前でやたらとモテていることをひけらかしたり自慢していると、逆にそういう彼女の性格が嫌われて逆効果になってしまうので、気をつけましょう。
嫉妬心のコントロールは難しいものだから取り扱いには注意を
辞書に嫉妬とは「自分の愛する人が他に向くのを恨み憎むこと」とあります。嫉妬という感情は決してポジティブで明るいものではありません。
どちらかというと人のネガティブな感情をコントロールすることになるので、気持ちを試すようなことをするとひどく気分を害する人もいます。
嫉妬されたら嬉しいというのは些細な喜びです。些細な喜びのための工作は子どものいたずらレベルに押さえておくのがベターですのでくれぐれも慎重に!
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