どのくらい距離が離れていると遠距離恋愛だと言えますか?やっぱり、学校や仕事帰りに会いましょう!とはいかない距離のことでしょうか。
会いたくてもそう簡単に会うことができない、物理的に距離のある遠距離恋愛についてのお話です。
時間はあるのに彼に会うことは不可能……遠距離の寂しさはそれを体験した人にしかわかってもらえませんよね。
遠距離恋愛は近距離恋愛に比べて、その距離だけでなく時間の感覚も変わってきます。どうしてもどちらかが待つ時間が長いと感じると続かない結果になるようです。
遠距離でも金銭的に許されるのなら月に何度かでも会うことができますが、そうでなければやっぱり会えない時間が大半を占めてしまいます。
そして気になる、遠距離恋愛からの結婚への期待について考えてみました。
遠距離恋愛を経験した男性はどのような感想を持っているのか
今でこそ、メールやビデオ通話など電話以外の通信手段も増えて遠距離恋愛には嬉しい限りですが、それでも見えない部分も多く不安が軽減されることはありません。
遠距離恋愛になった経緯にもよりますが、近距離恋愛を目の当たりにしたり、無性に彼に会いたいといったシチュエーションに非対応な部分に寂しさを覚えるようです。
逆に男性の方はどんな風に感じながら遠距離恋愛を捉えているのでしょうか。
寂しいと言われることの苦痛
彼女との会話で必ず出てくる「寂しい」というキーワード。言葉で発することがなくても電話を切る時や別れ際の表情は寂しいオーラでいっぱいになっています。
彼の方は、切なくなって「このまま連れて帰りたい!」そう思ったところで現実的ではないし、それも承知の上での遠距離恋愛に気持ちはちゃんと割り切れているようです。
彼女と話せる時間も会える時間も限られているのに「寂しい」ことの話題に時間をとられること自体が彼にとって苦痛のひとつのようです。
寂しいことを共有することよりも、楽しい時間を求めているのが男性の本音です。
彼女と過ごす時間は貴重
遠距離だと彼女と共有できる時間はどうしても限られてしまいます。
直接会うにしても会いにいくための移動時間、帰るための移動時間などを差し引いていくと一緒に過ごせる時間は本当に短くなっていきます。
会えない分、毎日電話しなくちゃといったような強迫観念や、1分1秒ムダにせず彼女の寂しさを埋めてあげなければというプレッシャーが男性にとっては辛いところです。
貴重だからこそ力が入ってしまうのですが、毎日会っている恋人達と競うのは無謀です。それはわかっていてもそうしなければならない気がしてならないのです。
無理をしているとすぐに息切れしています。彼の背負っているプレッシャーを後押しするような話題は避けてあげたいですね。
金銭と時間の問題
お互いに仕事が忙しくて毎日が充実している生活を送っているなら、相手の気持ちもわかるし一人の過ごし方も楽しみ方も知っているから問題も起きにくいですね。
ところが、学生と社会人のカップルやどちらかがいつも側にいたいタイプだったら温度差が出てしまって継続が不可能になる場合が多いようです。
会うためにどちらかが行き来するにしても、金銭や時間的な問題はずっしりとのしかかってきます。
「金の切れ目が縁の切れ目」と金銭的問題で別れを選ぶなんて不本意です。遠距離恋愛はお金に左右されない社会人同士の方が余計なストレスは少ないでしょう。
デメリットと考えられがちな遠距離恋愛のメリットとは?
遠距離恋愛はなかなか会うことができないから寂しい、電話やメールだけでは満足できない、離れているから浮気をされないか心配などの要素が詰まっています。
でも、結婚を前提に考えている人にとっては、これらの問題が結婚に結びつく引き金にもなりやすいのです。
マンネリ知らず
会える回数も少ないだけに会った時の喜びは何倍もありますよね。前に会った時から時間も随分経っているから話したいこともたくさんあってとっても新鮮なのです。
一緒に過ごせる時間が限られているので、お互いに目一杯楽しみたい!とやりたいことのカードの数が多いのです。
電話やメールにマンネリはあっても、一緒に過ごす時間にマンネリはありえないのが遠距離恋愛のメリットです。
ずっと一緒にいたい
別れ際になると寂しくなってずっと一緒にいたい気持ちがピークになります。
毎日会っている人が忘れがちな「好きな人のそばにいられる幸せ」を噛み締めることができて、自分がどれほど相手のことを好きなのかを確認することもできます。
会えない時間が長いのでそばに居たいという気持ちがより強くなって、遠距離恋愛を解消したくなります。一緒に暮らしたい、結婚したいといった気持ちが生まれやすくなります。
結婚すれば?と言われる
周りから「結婚すれば?」と言われるようになると、なんとなくそんな気になってくると思いませんか?
特に家族から言われると、この結婚に賛成・許可をもらったような気さえするでしょう。結婚しない理由はない……と気がついたらゴールは早いでしょう。
めでたく遠距離恋愛の彼とゴールインするためのコツ
あなたが結婚を考え始めていたとしても、彼の方がそうでなければ結婚は成立しません。
女性にとって結婚は時期やタイミングが大事なので、結婚を考えているならズルズルと恋愛を長引かせるのはちょっと引っ掛かります。
でもそんなことをストレートに彼に言って引かれてしまったらどうしよう……と不安になりますよね。
遠距離恋愛からの結婚を成功させるためのコツをお伝えします!
どちらかが転職などのきっかけで
仕事などの事情で遠距離恋愛をしているなら、どちらかが転職を考えると同時に結婚も……という話には違和感を感じません。
どうせ職場を変えるならと自分から「一緒に住む?」と提案してみるのも良いかもしれません。男性は仕事とプライベートを混ぜて考えないので気がついていないのです。
交際して◯年と数えてみる
遠距離恋愛して◯年目……と数えてみると年月の長さと、よく頑張ったな〜という思いがはっきり見えてきます。
会っている回数は少なくても気がつけば結構な年月が経っていたことを実感すれば、もうそろそろ一緒にという気持ちも芽生えてきます。
引越しを機に
住んでいるマンションの事情があったりして引越しを考えなければならないタイミングには、どうせ借りるなら……と結婚を考えるきっかけになります。
また、部屋探しのためにいろいろな間取り図を見て「ここは寝室、ここは書斎、ここは子供部屋……」なんて言っているうちに結婚も意識するでしょう。
将来の話をする
あなたが結婚を意識しているのに彼が気づかないなら、あなたの将来の話をしてみましょう。
相手が結婚という形を望んでいるのか、将来をそう考えているのかは意外に聞きにくいことなのです。あなたから話すことで彼も本気で考えてくれるかもしれません。
会えないことを逆手に取って上手く恋愛を進めよう
頻繁に会えない遠距離恋愛では、思いを募らせたり、自分を見つめたり、相手の気持ちを考えたりとお互いを大切に考える「時間」が存在します。
寂しさを押し殺して明るく振る舞ったり、会える日あは目一杯おしゃれをしてみたりといった姿はとても健気に映ります。
会えずに我慢していることは辛いけれど、遠距離恋愛はお互いの愛情を深めるにはとても効果的なのです。
近距離恋愛でもよく、彼との距離を置いてみたり会えない時間を作ってみると急激に進展するということがありますよね。
遠距離恋愛には常にその状況が用意されているため、その作用がないわけはありません。
相手にも自分自身にもその心理状態をうまく利用して、テンションをあげていくことができればきっとゴールは思うより速い段階で訪れるはずですよ。
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