「デートに誘われたけど、断り方に困ってしまう……」
こうした経験をした女性は多いのではないのでしょうか。
特に会社や仲間内の一人から誘われた場合、下手な断り方をするとあなた自身の印象が悪くなりかねません。
また、好きな相手からのお誘いでも、絶対に変更できない予定が入ってしまっている時も、同じく断り方に困ってしまいます。
この記事では、「相手別」にデートの断り方の実例を挙げていきます。
なるべく実践的で使いやすいフレーズを取り入れてみましたので、困った時の定型文としてご参照いただければ幸いです!
好みではない人からの誘いでも丁寧に断ろう
明らかに自分の好みではない相手や、また男性とデートに行く気になれない時に使うフレーズです。
あくまでもやんわりと、相手に誘ってもらったことを感謝しつつも、行けない理由を添えて断りましょう。
①「ありがとうございます、ただ、ちょっと予定があるんです」
定番の切り返しなので、断るのが苦手な方でも使いやすいフレーズです。
ただ、これだとそのまま別の日を提案されることがありますので、「先のスケジュールがまだ確定していない」とあやふやな形に持っていくのが良いでしょう。
②「すみません、せっかくなのですが仕事が詰まっていまして」
こちらは職場が違う人には有効なワードです。これも「いつならいいですか?」と聞かれても、「しばらくは……」と濁すことができます。
③「お誘いは嬉しいんですが、最近金欠で……」
これは人を選ぶ回答ですが、相手が同僚や、友達くらいの距離感の人だったら大抵はこれで断ることができます。
万一「おごるよ」と言われても「それは悪いので、また余裕があるときに!」と切り返せば、適度な距離感も出しつつ、悪い印象を与えるまでには至らないでしょう。
④「申し訳ないのですが、そういう気分になれなくて……」
素直に、男性と出かけることに興味がないことを伝える言い回しです。ただこれも「そのうち行けるかも」と相手に思わせかねないので、上手くかわして行くことが必要です。
また、「体調不良」と言って断る手もありますが、これは逆に相手に心配を与えて「体調大丈夫?」という次の連絡のきっかけを作ってしまうので、あまり有効とはいえません。そんなに積極的ではない相手でしたら、有効かもしれません。
どちらにしても、「日を改めて誘っても応じられないかも」とさりげなく雰囲気で伝えられるとなお良いでしょう。
また、そもそも好みではない人には、普段から敬語を使うなどして、距離感を出すことで、誘いづらい下地を作っておきましょう。
相手に「脈なし」を伝えるデートの断り方5選
上記のように断ってもしつこくデートを誘ってくる男性には、どう対処すればよいのでしょうか。
あくまでやんわりと、しかし決定的に再チャレンジを受け付けない姿勢を示すフレーズをご紹介していきます。
①「常に忙しい」アピールをしておく
「最近忙しくて」「休日もやることがあって」などと、断り文句に全て忙しさを添えておきます。
常に忙しいと答える女性に、男性は「自分の優先順位は低いんだな」と認識しますので、自然とフェードアウトすることが多いです。
②「彼氏がいるので」
実際に彼氏がいる場合は、正直に言った方が誠実です。
「彼氏がいるので、他の男性と二人のお出かけはちょっと」という言葉に勝る断り文句なしです。
③「じゃあみんなで行きましょう!」
会社や仲間内など、あなたと相手が同じコミュニティに属している場合、「複数人で行った方が楽しい=2人きりはNG」という意味合いで伝えることができます。
特にそのメンバーに別の男性を入れれば効果的です。
同じコミュニティに属していない場合は、「友達も一緒でいいですか?」が同じ効果を発揮します。
④連絡の返信をとても遅くする
口頭でも「スケジュールが合わない」と言いつつ、メールなどでも返信をしないか、したとしても何日か後に「まだ分かりません」という返信をするくらいの、消極的な態度で、「興味がありません」ということを暗に伝えるやり方です。
メールやLINEの返信は、早ければ早いほど相手が自分に興味を持ってくれていると感じやすくなります。ですので、興味がない相手に即レスは禁物です。
⑤「気持ちは嬉しいけど、そういう対象としてあなたのことは見れないです」
もう本当に相手が好意を示している場合で、あなたが本当にウンザリしている時には、きっちりと断るのも、相手に対する礼儀といえるでしょう。
積極的な男性相手に、ズルズルと先延ばしにしていると「いつかチャンスがあるかも」と思わせてしまっている場合もあります。
相手からのアプローチが相当負担になってきたら、関心がないと明言してしまうのが一番有効な手段です。
気になる相手からの誘いは上手な断り方で♡
では、「気になる人に誘われたけどどうしても断らざるを得ない!」という場合はどう答えるべきでしょうか。
こちらは先ほどとは反対に、「いかに次につなげるか」が大事になってきます。こちらも使いやすいフレーズを挙げて行きます。
①「その日はダメだけど、○日ならどうですか?」
代替日を挙げることで、「あなたとはスケジュール調整してでもデートしたいです」という積極的な姿勢を見せられます。
そこからこまめな連絡のやりとりが発生して、さらに仲が深まることも期待できるので、まずはこの答え方がベストです。
②「行けそうなタイミングが分かり次第、こちらから連絡します!」
スケジュールが本当に不透明な場合、自分から改めて誘うことで、礼儀正しさもプラスされます。
また、こちらも相手の連絡先をゲットできる聞き方でもあるので、まだ仲がそこまで深まっていない場合には非常に有効な聞き方です。
③「その時期は難しいですが、○日から公開の映画に行きませんか?」
これは映画でなくても構いません。海でもグルメイベントでも、とにかく別日で具体案を固めてしまう作戦です。
相手の趣味が分かっていれば、日にちは未定でも、相手の興味を引くイベントに行くことを確約してしまいましょう。
④「そこは少し苦手なので、別のところだったら行けます!」
例えば中華が苦手なのに「中華料理食べに行かない?」と言われたとします。
そこで無理して承諾するよりも、他の案を提示することで、自分の意見を素直に伝えられる・相手とは一緒に過ごしたい、という2つの誠実さをアピールすることができます。
お気に入りの相手の場合、日程や具体案、積極性を見せることによって、「今回は行けなくて本当に残念だから、次は必ず!」というやる気をうまく見せることで、次に繋げられるでしょう。
お気に入りの相手かどうかでデートの断り方は使い分けよう
お誘いに対し、一辺倒の断り方では自分の意図しない方向に話が進んでしまうことがあります。
曖昧な返事を返すことで、好きでもない相手からアプローチを受け続けてしまうのはかなりストレスになります。
一方で、好きな相手から誘われたせっかくのチャンスを、言い方ひとつで逃してしまうのは非常に勿体無いことです。
たださえ誘いを断るというのは少し気が重い作業です。断ること自体が苦手な人も多いでしょう。
だからこそ、相手との関係性や距離感によって、断り方を見極めて使いこなして行くことが、人間関係を円滑に進めていくコツになります。
口にしやすく、且つあなた自身のイメージを損ねることない断り方をいくつかストックしておくのは、人間関係のストレスへの一つの自衛策になるのではないでしょうか。
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