ツラい失恋をして眠れない…ショックから抜け出すための方法5選

浮気・失恋

「眠れない夜」を経験した人は少なくないと思いますが、その中でも、失恋が原因で眠れない経験をした人も多くいるでしょう。

相手への思いが強ければ強いほど、別れなければならなくなった理由とか原因を考えたり、

楽しい思い出や相手の優しさ、ケンカをしてしまったことでさえ色鮮やかに次から次へ思い出され、会えなくなってしまうという喪失感や寂しさで苦しくなってしまいます。

それでも、眠らなければ体力も低下しますし、思考もうまく働かなくなります。

身体と心は密接な関係とも言われています。睡眠不足が続くと心と体のバランスが崩れて、うつ病になってしまう原因にもなりかねません。

失恋して眠れないのは「失恋うつ」を発症してるかも?

失恋をして不眠になる要素に、眠ったときに…

 ・恋人と楽しい時間をすごしている夢を見る。しかし、目覚めると別れてしまった現実をつきつけられる。

 ・夢の中でもフラれてしまった時の場面が出てくる。

などが起こり、眠るのが怖くなってしまいます。

心理カウンセラーの話しをまとめてみますと…

失恋の「辛さ」がドーパミン物質の影響で、過剰に放出されると心に逃げ場がなくなります。そこに興奮物質のノルアドレナリンが作用して、不眠の状態に拍車をかけてしまうと言うのです。

つまり、失恋のショック状態が長く続くとノルアドレナリンが大量に分泌され、興奮状態から眠れない日が続くことになります。

不眠が長く続くと、注意力が散漫になったり、記憶力・集中力の低下、疲労感や倦怠感を引き起こし、次第に頭痛や吐き気をもよおしたり体の不調もでてきます。

「失恋」が原因で不眠になった場合、気をつけておきたい点があります。もしかしたら、「失恋うつ」を発症している可能性があるからです。

例えば…眠れないという症状の他に

 ・わけもなく涙が出てきて止まらない

 ・同じことばかりを繰り返し考えてしまう

 ・誰にも会いたくなくなる

 ・やる気が起きない無気力になる

一般的にうつ病は「何も考えられない。考えたくない。」状況になりますが、「失恋うつ」の場合、楽しかった時間やかつての恋人のことを無限ルーㇷ゚で考えてしまう。

しかも、大好きだった人のことになると何時間でも考えられる。と、言うのです。

失恋をして眠れなくなってしまう人はまれにいますが、こんな症状があれば「失恋うつ」を疑ってみてもいいかもしれません。

恋愛に依存しているほど失恋した時のショックが大きい?

女性同士の会話で花が咲くのは、恋愛話つまり「恋バナ」で盛り上がりますよね!

ところが、昔の知り合いに“惚れっぽい”子がいて、「なんとなくあの人が気になる…」という段階でもすぐに告白してつきあってしまう子がいました。

彼氏ができてウキウキ幸せなのかと思えば、彼氏に対する不安や彼に尽くしている話しばかりを聞かされました。

「それで、あなたはその人とつきあっていて幸せなの?」と、聞くときまって「そうですよね…でも、私は彼がいないとダメなんですよね」と、答えていました。

しかし、その「彼」というのが実は特定の一人のことではなくて、複数または常にそばにいてくれる男性全般のことだと知りました。

つまり、彼女は「恋愛依存症」だったのです。

ところで、「恋愛依存症」とはいったいどういう症状をいうのでしょうか?

“生活の中心が恋愛”、“恋人と常に一緒にいたい。一緒にいない時間が不安”と、いった状態をいい、失恋した落ち込みよりも、好きな人がそばにいないことに不安感や虚無感が強く出てすぐに、次の相手をさがしてしまうのです。

例えば、過去に付き合ったことのある人や知り合って間もない人など、手近な人と付き合い始めてしまうなどでしょう。

「恋愛依存症」になりやす人の特徴とは?

①幼少期の家庭環境

家庭の事情で親の愛情を十分にうけてこなかった人、自立せざるを得なかった人は自分に目を向けてもらえなかった経験から、自分のことを思い考えてくれる「恋人」ができた時に、その恋人に過度な「依存心」が芽生えてしまうのです。

また、親から兄妹間の比較をされ、親の顔色を伺い過ごした幼少期だった人も、恋人の顔色をみながら、つねに気に入られようとしてしまうようになってしまうのです。

②つらい別れをした恋愛経験

過去にフラれたことのある人や浮気をされた経験のある人は、「自分が至らなかったせい」と、トラウマになっていることが多いため、

「こんなことを言ったら嫌われてしまうのでは…」

「今度は捨てられたくない」

「もう、失敗できない」と、いう意識が強くなり、見捨てられる不安感が強くなるのです。

そのため、自分の考えや意思よりも、相手の考えや好みに合わせる傾向になります。

③自分に自信がなく、卑下することが多い

過去の経験などから、自分に自信のない人は、「こんな自分とつきあってくれる人だから、自分にはもったいない人」と、思ってしまうので、その人の理想の人になろうと、尽くしすぎてしまうのです。

相手が喜んだり褒めてくれることで、自分の存在意義や価値観を見出そうとするので、恋人に対しての依存心がますます高くなっていくのです。

「依存症」と、いうくらいなので、①~③が繰り返されていると、「恋愛」をしていないといられないという衝動だけになり、冷静な判断力が失われて、盲目的に陥りやすくなるのです。

失恋の痛みから立ち直っていくための方法5選

「失恋うつ」にしても「恋愛依存症」にしても、こうなってしまう前の立ち直る方法はいくつかあります。

①自分を褒める

失恋の直後は「自分の何が悪かったのか?」ばかりを考えがちかと思いますが、そういう人ほど相手を思いがんばって来た人だと思うので、まずは自分を褒め自分を信じてあげましょう。 

②とことん泣く、声を出して泣く

とめどなく涙が出てくる時は、わざと声を出して子供のように泣いてください。泣くことは、ストレスホルモンのコルチゾールを低下させ、自律神経バランスを整えて気持ちをリラックスさせるのです。

③好きなことをする

音楽を聴いたり、映画を観たり。しかし、無理に何かをする必要はなく、近所を「散歩」するだけでもいいと思います。

④環境を変えたり、イメージチェンジする

引越しをしたり、仕事を変えるという環境の変化は難しいですけど、部屋のインテリアや模様替えならできそうです。また、着ない服や読み終わった雑誌など捨ててスッキリしましょう。

髪型を変えたりネイルを楽しむなど、自分のイメージチェンジも一つの方法ですね。

⑤湯船につかって、ヒーリング音楽を聴く

心をリラックスさせ、良い眠りに導いてみましょう。

40℃のお湯に、10分以上浸かると、体の深部から温まり交感神経がリラックスするようです。寝る前に試してみてはいかがでしょう?

寝る時はヒーリング音楽やα波音楽をかけると、より効果がありそうです。

恋愛だけが人生の全てではないことに気付くと、気分がラクに

失恋の痛みを癒すのは結局、「時間」しかないのかもしれません。気を紛らわすゆっくりとした「時間」こそが、失恋の痛みから優しく立ち直らせる方法だ思うのです。

出来ることなら好きな人との別れはしたくありません。でも、「失恋」はあなたに大きな経験値を与えてくれます。人としてあなたを成長させ、魅力的な女性に変えてくれるのです。

そして、その辛さから克服したあと、次の恋愛が成長した自分に相応しいものになると思ってみましょう。

つまり、失恋は「自分磨き」の経験の一つにすぎないからです。長い人生の中で考えた時に「恋愛」は、自分が輝き生きていくための糧なのだと気づくことが大切です。

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