「○○さんって実際より若く見えますね」
「どうしたら若々しくいられるのですか?」
などという言葉をかけられると、女性は決して悪い気持ちにならないでしょう。
それを横で聞いている女性は「あの人は肌や外見がキレイだから…」と思いがちですが、その答えは少しピントがズレています。
なぜなら、しゃべり方や姿勢の良さといったものでも若く見られることがありますし、何よりも活気のある人こそが老いを感じさせないと言えるからです。
このように、若く見られる女性の特徴は、外見だけでなく、自身の内面から自然と若さが湧き出てくるような人なのでしょう。
今回は、若々しくありたいと考える人に向けて、どのようなことに気を使うべきなのか、考えてみましょう。
男性が思う「若く見える女性」とは
男性の異性に対する好みは「若く見える女性」と「大人っぽい女性」に別れますが、女性にしてみれば「いつまでも若く見られたい」という願望があるのではないでしょうか。
老いというのは、突然やってくるものです。何気なく鏡を見つめたその瞬間「なんだか老けたわ…」と驚くとともに、ガックリとしてしまう女性もいます。
それでは、どのような女性が若く見られるのでしょう。以下にいくつかのポイントを挙げてみるので、参考になるところを取り入れてみてください。
生活感のない女性
生活感のない女性は若く見られる傾向があります。日々の雑務に追われて、疲れた様子がうかがえる人に比べると、その差は歴然としたものといえるでしょう。
「あの人、どうやって暮らしているのだろう…」といった風に、少し謎めいた感じが出せるくらいになると、年齢に関わらず生活臭がせずにサッパリとした印象が与えられます。
何事にも好奇心旺盛な女性
職場などでの同僚との会話において「何それ?興味ある~」と人の話に敏感に反応する人は、好奇心が旺盛に感じられるため、若く見られる傾向にあるといえるでしょう。
そういう人は、自然と目がイキイキと輝いていて、魅力的に見えるものです。“気持ち”においても若い人の典型的な例といえるのではないでしょうか。
フットワークの軽い女性
職場において、要職についてドンと構えて部下に指示を出している女性と、気付いたことはテキパキと動いて自身で片づけてしまう女性では、後者の方が若く見られるでしょう。
もちろん「若く見える・見えない」というのは、役職で決まるものではありません。しかし、問題点を見つけた時に、軽いフットワークで対処してしまう女性は若々しいイメージを与えることでしょう。
極端に若さに執着しない女性
あまりにも極端に老けることを恐れている女性は、男性にとって若さを感じることができません。なぜなら、本当に若い人はそんなことに気を使っていないためです。
老いを恐れると、ヘタな若作りが始まるキッカケになります。その事実こそが、あなたが老けた証拠だといえるのです。
むしろ、自身の内面に磨きをかける方がはるかに効果的でしょう。
それでも最低限身だしなみは整えよう!
若々しく見られる人は、それなりに身だしなみを大切にしているものです。この「若く見える」ということは「若作りをする」こととは違うことを覚えておきましょう。
10代のファッションアイテムを30代の女性が全面的に取り入れると「ムリして若作りしている」という印象を与えてしまうものです。
若さを保つための身だしなみというものは、どういったものなのでしょうか。いくつかのポイントを紹介したいと思います。
自身に合った髪型で若々しさを演出
前髪があると、若く見える傾向があります。顔が長い人は、老けた感じに見られやすいため、前髪を作っておでこを隠すようにすると効果があります。
また、おでこのシワに悩んでいる30代の人にも、前髪で隠すことは効果的だといえるでしょう。
前髪があることで、パッと見たときに「なんだか可愛い」という印象を与えることも可能です。
また、髪のすそを外側にクルリと跳ねさせることは、アクティブなイメージを与え、若々しさにつながります。40代の女性でも無理なく取り入れられる方法といえるでしょう。
さらに、年齢を重ねるとともに、頭頂部の髪のボリュームがなくなっていくことは自然なことです。
この場合は美容室でのカット時にレイヤーを短めに入れるなどし、あえてボリューム感を出すようにしましょう。
実年齢が現れる部位を徹底的にケアする
顔はメイクでばっちりとキメても、実年齢が現れる身体の部位をケアしないと、老けて見えることに。その部位とは、ズバリ“手”と“首”です。
手や首は皮膚が薄いので、乾燥によってシワができやすいことを覚えておきましょう。そのため、クリームなどを用いて入念に保湿することが大切になってきます。
手や首回りというのは、うまく隠せない部分だけに、手入れを怠らないことが若々しく見せるための手段です。紫外線なども肌には良くないので、なるべく避けるようにしましょう。
「マイナス5歳」のファッションとナチュラルなメイクを
オシャレに見える女性は、実年齢に対して少し若い「マイナス5歳」を意識していることをご存知でしょうか。あなたが30歳ならば、25歳のファッションを意識するといった感じです。
服装から持ち物まで、すべてプチプラでそろえる人がいますが、そういうのは「ムリして若作りしている」と思われるでしょう。服がプチプラなら、バッグはブランド物といった風にメリハリを付けましょう。
また、メイクにおいては厚塗りはやめましょう。自身の素肌をそのまま引き出したような自然なメイクを心がけると良いでしょう。
また肌の「潤い感」を出すために、日々の保湿を怠らないことが重要です。場合によっては、グロスなどを用いることも若く見せる方法だといえるでしょう。
内・外共に若々しくいるためには生活習慣から見直そう!
若々しいと感じられるためには、性格的なものと見た目とに分けられるます。
その2点を考えた時、若く見られるために共通するポイントは「エネルギッシュ」であるということです。
肌ツヤが良ければ、それだけ自身の気分も良くなり、物事に対して前向きに取り組めるようになるでしょう。また、若い人は新しい経験に対するチャレンジ精神を持っています。
そのような気持ちや外見を維持することが、年老いたイメージを追い払うのに、最も有効的だといえるでしょう。では、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
適度な運動を生活に取り入れる
歳をとるということは、若い頃にできていたことに対し、身体がいうことを聞かなくなってしまった状態といえます。できていたことができなくなる時に「老いたな」と感じるのです。
そうならないためには、毎日の生活に適度な運動を取り入れることが大切でしょう。そうすると、体力を維持・向上させることができ、アクティブに動けます。
そして、体力があるということは、疲労回復も早くなるということです。毎日の活動時間に全力を出すことができるのは、自身にとって大きな喜びとなるでしょう。
キレイな肌の状態をキープする
顔がたるんできたり、シワができたりすると、老けて見えることになります。そのため、洗顔後や就寝前に肌をケアすることを怠らないようにしましょう。
また、そのようにケアしている人でも抜け落ちている視点があります。それは「身体の新陳代謝を上げることが若さにつながる」ということです。
そのためには、バランスの取れた食事をとり、質の良い睡眠を得るように努力しましょう。「何気なく栄養を摂取しているし、特に眠りに気を使わない」という人は、ぜひ改善に努めてください。
身も心も美しくありたいと思う気持ちが大切
以上、男性が女性に対して若く見えるポイントを紹介しつつ、自身で取り入れられる外見の工夫に触れ、生活習慣を見直すことの大切さについて見てきました。
若い人は笑顔が多く、よくしゃべるという傾向があります。それだけ好奇心が旺盛で、どんなことにも興味を持っているといえるでしょう。
歳を重ねると、このような「知りたい」という欲求は薄れ、刺激のない毎日を送ることになりがちです。
そうならないためには、身体の調子を整えるとともに、知的好奇心を満たす読書をするなどし、フレッシュな状態を保つことが最も大切だといえるでしょう。
美容面からのアプローチだけでなく、総合的に自身をメンテナンスする視点を常に持っておくと良いでしょう。
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